新しい住宅ローン選びの形、
ユーザーに常にベストな選択を

パートナー事業部 部長

和田 篤郎

PROFILE

京都市出身。2004年に立命館大学経済学部卒業後、野村證券株式会社に入社し、2006年に株式会社三井住友銀行に入行。
金融営業及び与信業務全般を経験し、2023年8月に株式会社MFS入社。
趣味は音楽作り。

MFSへの入社の理由、入社時に共感できたポイントを教えて下さい。

大学卒業後、常に経済の中心に位置する金融業界という、最もクラシカルなロジックに基づいた業界でキャリアを築いてきました。

コロナ禍以降、人の考え方や働き方だけでなくライフスタイルが大きく変化し、もっと自由な視点で本質的に人に寄り添える金融サービスを提供することを強く意識するようになりました。それと同時に、経済の中心であるが故に、ビジネスとしての感度は時代の最先端であるべきだとも思うようになってきました。

その当時、前職の銀行の営業職では 、自社の商品を紹介することを念頭において仕事にあたっていました。例えば初めて住宅ローンを組むお客様にとっては、様々な金融商品を知りたいという気持ちの方が多く、我々は各銀行のローンに関してそれぞれ比較しながらお話させていただきます。しかし当然といえばその通りなのですが、比較しながらも結局、自社の金融商品を強めに推すことになってしまうことに対して、それは「本当にお客様にとってベストな選択になっているのだろうか」という疑問を感じることが増えていました。

そこで転職活動を始め、会社選びで重要視したのは今後の社会において重要になってくるテクノロジーや AIにおいてはもちろんのこと、本当にお客様の目線に立って一番良いサービスを提供している会社であるかということでした。

MFSは以前にYouTubeで動画を見て知っていましたし、フィンテックを代表する企業である印象を持っていて、しっかり調べてみようと思いました。

調べていくうちに、MFSのサービスは最先端ビジネスでありながらユーザー自身がサービスを選択できる点が素晴らしいと感じ、ユーザーのために本当に必要なサービスを提供しようという情熱と、テクノロジーの共存する稀有な会社だということに気づきました。

私自身、今後のビジネスにおいては大企業の金融商品であるから安心ということよりも、ユーザー自身が自分に合っているものはここだと選択していく時代になってきていると感じているので、そのような意味で本質性を追求している「モゲチェック」というサービスに強烈な魅力を感じました。

そして入社における面接で取締役の方々とお話させていただく中でも、合理的であり、大胆かつ活力溢れる雰囲気に強く惹かれ、入社を決意しました。

入社後も、他部署の方とも交流する機会があり、 非常に勉強になり刺激を受けることも多く、こういう交流を通じて会社全体の将来やビジョンが見えやすいと感じています。前職のような、規模の大きな会社だと部署ごとに場所が分かれていて、部署が異なれば基本的には話をすることはほとんどありませんでした。MFSの場合は同じフロアにいるので、向かいに座っている方が他部署の開発の方だったということも日常的にあり、そういうところもMFSに入ってよかったと思うポイントです。

現在の社内での役割やミッションを教えて下さい

パートナー事業部は、ユーザーファーストに共感いただける企業にむけたBtoBセールス部門です。

直近の日常業務は、ローンの借換えをご検討中でモゲチェックをご利用いただいた方に、提携先・お客様の双方と連携しながらベストな選択になっているかを判定する役割を担っています。

他にも銀行や提携先の企業へ出向いて、価格や条件交渉も行っています。ユーザーの声はもちろんですが、提携企業の声もサービス改善には重要だと考えています。そのため提携企業にも窓口の方だけでなく、本部の方ともお話させて頂き、あらゆる角度から改善ポイントを見つけられるようにしています。

提携企業は不動産会社・保険会社・FP会社と多岐に渡っていて、提携会社が広がれば広がるほど、より多くのユーザーに弊社のサービスを活用頂けるきっかけになると思いますし、伴ってサービスの満足度も上がると思います。そして、その先には提携企業の事業への貢献も大切で、沢山の企業に弊社サービスを知って頂き、提携したいと思っていただけるように日々アプローチしています。

そのため、今後の課題は、サービスの知名度をあげていくことも必要で、もっと沢山の大手企業や銀行にお話をさせていただくことも検討しています。

大手企業ほど、集客コストをどう動かすかという議題に対して、多くの会議が必要になり、決定まで時間がかかる傾向にあると思いますが、私たちのサービスであればスピーディーに想定をお出しし、問題解決できると感じています。

まだ課題はありますが、大手の提携先にも、もっと必要とされるサービスへと進化していきたいと思っています。

MFSのサービス開発において、大切にしている考え方について教えて下さい

金融商品は、携帯電話のような形がある商品とは異なり、目には見えない商品(サービス)です。

私自身も住宅ローンに仕事で携わるまでは、住宅を購入しようと思ったら住宅展示場・マンションのギャラリーを見に行って、住宅の仕様の説明を受けて、「ローンはこんな感じになります、我々に任せてくださいね」と説明されたら、「はい、よろしくお願いします」と答えていたと思います。例えば、銀行がローンを出すことを「融資実行 」と言うのですが、「実行します」と不動産会社から聞かされても、ユーザーは聞き慣れない言葉なのでよく理解できていないまま、 流れに乗ってしまうケースが大多数ではないかと思います。

一方で、銀行サイドにいた時から感じていたのは、ローン審査を申し込んだ銀行のなかから、1つ銀行を選択しないといけない時にも基本的には銀行や不動産会社にお任せして決定してしまう方が多いということです。

不動産会社から言われるままに来ましたとか、「◯◯はご存知ですか?」や「◯◯については説明を受けていますか?」と聞いても、「全然知らないけど、とにかく来ました」といった方も実際にいらっしゃいました。

私が銀行の営業に従事している時は、そういった疑問に対して噛み砕いて説明させていただくことに注力してきましたが、最初の入口で「モゲチェック」を使えば、ユーザーの方自身が「自分で選ぶこと」を認識できると思いますし、ご自身のなかにある曖昧さや不安も、多く解消できると思います。

そのため、ユーザーの視点や納得感を最優先にご提案させていただくことが我々の使命だと思っています。

また、ユーザーの方が自分で選ぶという認識を持つことによって、何を相談すべきか気付けると思います。例えば「モゲチェック」のメールでのお問い合わせでも「固定金利、変動金利のどちらがいいですか?」というご質問をいただくのですが、これは分からないからプロに任せておけばいいやということではなく、ユーザーが自発的にローンや不動産購入に対して分からないことを解決しようと思ってくださっている現れだと思います。そして、現にサービスがそのようなユーザーの方々の手助けになっていると思います。

背景も条件も異なる全てのユーザーにとって最適な金融サービスを提供できるように、視覚的にも操作性においても分かりやすく、またユーザーへのレスポンスの速さや情報のアップデートに至るまで、社内会議では多角的な視点で立場も関係なく意見を出しあい、ブラッシュアップしています。

今感じているサービスの課題と、それをどう解決していこうと考えておられるか教えて下さい

大手銀行がモゲチェックを意識していることは会議に出ている中でひしひしと感じています。ユーザーと接点が多い不動産会社に限らず、 FP会社や保険会社でもモゲチェックを使用していただいていることで 、大手銀行にとっても無視できないサービスになってきました。

そこで大事になってくるのは、AIやテクノロジーで、大手銀行が抱えている多数のお客様のニーズを解決でき、またそのスピードが上がることで、コスト削減ができるため、より効率的に社会に貢献できるサービスになりえるということです。

またサービスの認知度も上がってきており、利用していただくユーザー・企業も増え始めていますが、今後の課題はこれを更に加速させて社会に大きな波を起こし、これまでの金融サービスにおけるビジネスモデルを変革する牽引役になることだと考えています。

そのためには、PDCAを早く回すことが重要です。

一般にPDCAを高速で回すことはどの企業でもよく言われますが、MFSは私がこれまで所属してきたこれまでのどの部署よりも圧倒的に早いです。

会社を成長させていくために今日何ができるか、今日できたことが明日は全然違う方向性になるかもしれないけれども「良くするためにはどうすればよいか」を常に考えることが求められます。

「今日は何する?」「今日はこれができた」「じゃあ明日は何に繋げる?でも、それがゼロになるかもしれない」と、日進月歩で進んでいる感覚です。

これまで勤めていた会社では年度の中でどうやっていくか、半期でどう進めていくかといったスピード感でした。事業年度で目標が達成できなかったとしても、来期で達成するための道筋は残したといったところで止まっていたところが多かったように思います。

しかしMFSはベンチャーという立場のため、そのスピードでは競争に勝てない・残っていけないでしょうし、月次単位・日次単位のスピード感でやっていることは今はとても刺激的だなと感じています。

MFSでは、働き方が多様なため、基本的には毎日朝会を実施することでチームビルディングという形ができており、そこでチーム内の方向性を明確にするようにしています。

どうすれば、「住宅購入するときはモゲチェックがあれば安心だ」と社会に浸透させられるかが課題となりますが、そのためにはやはり、これまで築き上げてきたユーザーに徹底して寄り添うサービスを追求し続ける一方で、爆発的促進力が必要だと思います。

この力は多くのユーザーと直接関係する企業、現場の方々にあると思います。

1社でも多く当社のサービスの魅力を知っていただき、賛同いただけることで、社会の大きな波を作ることができると思います。

入社を検討している方に向けて、一言コメントをお願いします

企業の価値観でもある「Enjoy」「Big Try」「Professional」を入社初日から感じるくらい活気があるクールな会社です。

取締役含め、全ての部門の人達が、多様なアイディアを出し合う機会が多くあり、私も入社したばかりですが、入社3日目にして会議で意見や提案を求められるくらい懐が深く、その分プロとしての期待値も高いと、このビジネスへの挑戦しがいを感じています。

自分の実力を試しながら、最新のテクノロジーを使って金融の世界を変えていける、ビッグトライができることを自分自身がすごく感じています。

既成概念やビジネスモデルにとらわれることなく、社会に本当に必要なサービスによって変革を起こすことに心躍る方や自由な発想で社会の課題を解決したいと思う方に、是非MFSに入社していただけたらと思います。

そういう方々とスピード感を持って、一緒に楽しみながら飛躍し、時代を作りたいと思います。

事業を成長させている実感を感じながら
私たちと一緒に働きませんか?

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