執行役員 CTO
田村 祐樹
PROFILE
1979年生まれ。複数のゲーム開発経験を経て、2010年株式会社gumiに入社、技術執行役員としてソーシャルゲームと基盤システムの開発・運用と共に開発組織のスケールに注力。
2015年にディライトワークス株式会社に入社。ジェネラル・マネージャーに就任し、CTOとしてモバイルゲーム世界売上トップとなった「Fate/GrandOrder」始め複数プロジェクトの開発を推進すると共に、開発組織の拡大に貢献。
2020年、スマートニュース株式会社に入社し、エンジニアリングマネージャーとして、広告部門の開発推進と組織化に寄与。
2023年に当社に入社し、CTOに就任。
MFSへの入社の理由を 教えてください
以前より不動産について強い興味を持っていまして、個人でも不動産投資を行った経験もあって、不動産業界には改善の余地があることを感じていました。
住宅ローンも不動産投資ローンも、ユーザーにとっては一生に幾度とない大きな買い物で、わずかな情報の偏りから最適ではない選択肢をとると、大きな損失を被ってしまうこともあります。
テクノロジーの力によって、不動産業界をより透明化することで、不動産に関わる取引や情報の流通を改善し、最適な住居や投資の選択肢が適切にユーザーに届く世界を実現していきたいと思って入社を決めました。
他業種からの転職も 可能ですか?
私自身もゲームからSmartNewsの広告の開発を経て、不動産テックであるMFSに参画しました。ジャンルに限らずユーザーの方にどういう価値を提供できるか、またどういう人達と一緒に仕事ができるかを重要に考えています。
MFSは全社的にフランクで、フィンテックや金融のバックグラウンドがなくても、金融のプロフェッショナルの方が沢山いらっしゃり、経営陣含めて聞いたら答えてくれる文化が根づいているので、安心してもらえればと思います。
現在の社内での役割や ミッションを教えてください
CTOとして直近では開発体制の構築および、開発ロードマップの策定、採用改善を行っています。
中長期ではより新しい技術の採用を検討したり、より良い開発環境の構築、文化の醸成などで環境の変化に強い組織の維持を目指しています。
MFSのサービス開発として 技術的な面で 挑戦してみたいことは ありますか?
技術の変化は著しく、ChatGPTやGitHub Copilotによって開発環境は大きく変わっていくと考えています。これまではAIにコードを自動生成させるといったことは難しかったですが、急激な進化によって現実のものとなっています。
AIを活用すると開発効率を改善でき、結果ユーザーに早く価値のあるサービスを提供することができるので、こういった新しい挑戦に対応できる組織を作っていきたいと思っています。
MFSのエンジニアとして 大切なことや、 求められることを教えてください
MFSではユーザーに近いサービスを開発しているため、常に自身の変化と成長を意識して仕事をしつつ、技術を手段として活かしユーザーに向き合っています。
優れたエンジニアになるためには常に自身の意識をマネジメントする必要があり、何かしらに情熱を持っている必要があります。
先に話しましたようにAIがコードを書くようになると、一部のエンジニアの仕事はなくなってしまうかもしれませんが、プログラミングとエンジニアリングは違います。エンジニアリングは仕組みやアーキテクチャをつくったり、UI/UXを設計したりすることです。プログラミングがAIに自動化されることで、よりユーザーに向き合う時間を取ることができ、顧客が何を考えているのか、顧客へどういう価値を提供できるかということに向き合うことに、より集中できるようになります。
MFSのサービス開発の中で、 喜びを感じられたエピソードを 教えてください
ユーザーの方の喜びの声が届くと、それだけで嬉しくなります。
多くのサービスは開発していてもユーザーにとっての直接的なメリットとして得づらいため、こうした声が届く頻度もそれほど多くないのですが、モゲチェックやINVASEのように直接的なメリットを提供できるプロダクトだからこそ、こうした声を聞くことができます。
入社を検討している方に向けて、 一言コメントをお願いします
不動産業界はアナログなことが多く、紙の書類やオフラインでないと出来ないことがまだまだ多いのですが、徐々にオンラインでの契約に変わってきていて、不動産テックは益々盛り上がってくると思っています。伴ってMFSも今変革の時期にあり、多くのことをエンジニア・デザイナーの力で変えていかなければいけません。
そのためには自分や組織の成長のために何に時間を使うかを考え、自己研鑽することが重要だと思います。MFSは残業もなく、メリハリをつけた仕事の仕方を推奨しているので、仕事だけでなくプライベートの時間でも、例えばゲームやスポーツ、サウナなど何でもいいので、得たものをメンバーと共有して刺激を与え合えるような仲間だと嬉しいです。
安定した環境でゆっくり働きたいというのではなく、変化の大きな環境で多くの経験をして成長したいという方をお待ちしています。