新しい住宅ローン選びの形、
ユーザーに常にベストな選択を

取締役 COO

塩澤 崇

PROFILE

2006年 3月東京大学大学院情報理工学系研究科修了
2006年 4月モルガン・スタンレー証券株式会社債券統括本部証券化商品部入社
2009年 1月ボストン・コンサルティング・グループ入社
2015年 8月株式会社MFS取締役COO

https://twitter.com/takashishiozawa
https://www.youtube.com/@mogecheck-shiozawa

達成してきた、MFSの成長を教えてください

「住宅ローン選ぶならモゲチェックだよね」というお言葉を住宅ローン検討中の方から頂くことが格段に増え、とても嬉しく思っています。このことは、チームメンバーの地道な日々の積み重ねのお陰だと思います。例えば、サービス改善は細かい点を含めると月間約50〜100件、顧客対応ではユーザーとのメッセージのやり取りで月間6,000件以上にもなります(2023年3月時点)。

ユーザーと向き合い、これだけのことをやり抜くチームメンバーがいること、これがMFS最大の強みであり、成長の証だと思います。

MFSに共通する、仕事への考え方はありますか?

私たちはフィンテック企業であり、ファイナンスとテクノロジーの各領域のメンバーが集まっています。出身業界や企業が異なるため、価値観や仕事の進め方がバラバラな時期もありましたが、私を含め経営陣から繰り返し声に出して全員が同じ認識を持つように気をつけています。

例えば「プロとして振る舞う」というメッセージを社内でよく伝えています。私たちが考えるプロとは、時間や期限を守るという当たり前のことをちゃんとやり、結果に対して徹底して取り組むということです。一挙手一投足あれこれ指示を出したり時間を管理するのではなく、全員が自らの仕事に責任を持ちPDCAを回すことがプロの仕事だと思います。

なお、マネジメントとして重要な仕事は、メンバーに対して質問を投げかけることだと考えています。忙しくなるとどうしても目の前のタスクに追われてしまいます。そういう時こそ立ち止まって「なぜうまくいかない?」「そもそもこれをやる意味って何だっけ?」などの質問を投げかけることでチームとして課題を解決するようにしています。

特に各部署のリーダーを集めた朝会では単なる情報共有会ではなく、新しいサービス開発や戦略的な動きにつながる会になるように意識しています。質の高い問いができれば、それに対する議論も進み、プロダクト・サービスの進化につながると思っています。

「聞きやすい環境」「意見を言いやすい環境」という意見が聞かれました。実現できているポイントは何でしょうか?

基本的に誰もやったことがないことをやろうとしているので、サービスが成功するかどうかはチームメンバーの提案次第です。ですので、提案は非常に大切にしています。例えば提案は会議への参加料だとメンバーには伝えており、提案しない(発言しない) = 参加料を払っていないため、それはだめだとルールを徹底しています。

そのため、議論が白熱して対立する時もあります。ですが、その対立は個人攻撃ではなく個人が出した意見に対してであって、ルールとして「会議室の扉を出たら後腐れはなし」を徹底しています。

メンバーが「聞きやすい」「意見を言いやすい」と言ってもらえるのは、こういった文化が根づいているからではないかと思います。

会社の成長のためにさらに仲間を増やす計画ですが、どういう方を仲間にしたいですか?

必要に応じて人員を増やしていくのは企業の成長として大切だと思っていますが、むやみに増やすのは良くないと思っています。優秀で熱量が高い少数精鋭が、とんでもないことを成し遂げることがベンチャースピリットだと思っているので、そういう会社にしていきたいですね。

そういう意味で採用には基準を高く設定したいと思っていますし、入られた方には自由に活躍できる場を提供したいと思っています。

面接時に重視している点は直感的に感じ取れる“明るさ”や“謙虚さ”です。ベンチャーは10日のうち、1日は良い日で、残り9日はしんどい日だったりします。そういう逆境の日々でも、希望を失わずに明るく、前を向いて一歩ずつやっていこうと思えるか、元気で熱量を持てるかが重要だと思っています。

もしかすると、「直感のようなあいまいな感覚を信じていいの?」と思われるかもしれません。ですが、直感というのは頭の中で高速でロジックが走っているけれどもそれが言葉になっていない状態です。ゆえに、大体正しいことが多いですし、そういう感覚は大切にしたいなと思っています。

今感じているマーケットの課題と、それをどう解決していこうと考えているか教えてください

住宅ローンや不動産を取り巻く環境として、不動産価格の高騰や金利の先行き不安などが上げられます。何千万円という借金をするので、不安を感じない訳がないですよね。

これらの環境や社会的な背景を踏まえ、金融と不動産を融合させた新しいフィンテックサービスをドンドン打ち出していきたいと考えています。そのサービス改善や認知活動を通して、一人でも多くの住宅ローンユーザーにお使い頂けるのであればとても嬉しいですね。

今までにない新しいサービスをきっかけに、モゲチェック利用をマイホーム購入時の「新しい当たり前」にしていければと思います。

これから入社される方に向けて、一言コメントをお願いします

モゲチェックのサービスは、これまでのサービスに関わったチームメンバーの「提案」の集合体です。

2015年にアプリをリリースした後、紆余曲折が相当ありました。対面でコンサルティングが必要ではないかと店舗を作ったり、来店の診断を電話にして効率化を図ったり、再び店舗からWebへシフトしたり・・・。その各ターニングポイントでのメンバーの素朴な疑問や提案が積み重なって今があると思っています。この提案のおかげでサービスが進化し、ここまで至ってきましたので、これからもチームメンバーの「提案」を大切にしていきたいと思っています。

スタートアップにおいて、どうサービスを進化させていけば良いか?という正解は誰も分かりません。

チームメンバー全員で「こういう理由でこうすべきだと思う」を考え、提案を忘れてほしくない。役職に関係なく、事業の成長のために「解決すべきはこの課題じゃないのか」「こんなことやってみたい」と思ったことが言える。それが正しければ採用されて最速でPDCAを回していく。これができるのがベンチャーの良いところだし醍醐味だと思っています。こういうところを面白いと思ってもらえる方に、MFSに入って欲しいと思います。

我こそは!と思われる方はぜひご応募ください。決してラクではないですが、刺激的な日々が待っています。

事業を成長させている実感を感じながら
私たちと一緒に働きませんか?

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